奈良国立博物館で、
『天馬 -シルクロードを翔る夢の馬-』を観覧した後
お抹茶を頂きました。

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池には鯉が泳ぎ、
向こうの庭にはつつじが綺麗に咲いていました。

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気候もとても心地良い日でした。

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by sahomasa | 2008-05-08 16:43 | 日常
「美麗 院政期の絵画」展の後、奈良国立博物館本館に行きました。
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本館では、出山釈迦如来立像が今の私のツボでした。
苦行により肋骨が浮き出た身体。
歩く為に持っている杖が本当に細くて
苦行の日々から山を出てこられたご心境を感じさせられるように思いました。

「過去・現在・未来のどんな沙門やバラモンが、
どのような激しい苦痛をうけようとも、
私のうけた苦痛が最高であってこれ以上のものはない。
だが、この激しい苦行によっても、私は最高の智に到達することはできない。
さとりにいたる別の道があるのであろう。」
苦行林から出られた時の言葉です。
博物館の話とは離れますが
この言葉の後にガンダーラ地方出土の苦行釈迦像を拝見するとなお重さを感じます。
博物館の像とガンダーラ地方の像とは見比べると違うもののように感じますが、
その像から主に一番強く伝わってくる込められた部分の違いであって
どちらの像ともに惹かれるものがあります。

見る所が多くて閉館時間になってしまいました。

もう夕暮れになっているのにまだ鹿はゆったりしていました。
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あちらこちら自由に鹿が歩いている姿の中で過ごすと
何だかゆったりしたときを過ごせた気分になりました。


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「美麗 院政期の絵画」展 前期に行ってきました。
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まずは音声ガイドを借りました。
これは適度に詳しく説明して貰えましたので借りた事は大正解だったと思います。

まず、日本最古の国宝 仏涅槃図(和歌山・金剛峯寺)です。
大変大きなサイズで迫力あります。
人の名前が書き込まれているところが少し見えずらくなっている所があるものの、
取り囲むそれぞれの人の表情が様々なのがよく伝わってきました。
中国の絵の感じに似ているように感じました。

四天王立像(浄瑠璃寺)は着衣の模様が大変細かく丁寧な彩色でしたので
出来上がったばかりのお姿は大変素晴らしく見上げて感動されただろうと思いました。

血曼荼羅(金剛峯寺)は実際に目にする事の出来た感動しました。
穏やかなお顔の孔雀明王像(東京国立博物館)と馬頭観音像(ボストン美術館)が
近くに展示されており、そのお名前と表情の対比によく理解出来納得しました。

平家納経(厳島神社)は様々な彩色と金を使われた絵模様の上から書かれており
豪華な華やかなものでした。
法華経(大和文華館)はそれぞれの文字一字一字が金の丸の中に蓮の絵が描かれた上方に書かれた
とても丁寧に気持ちが込められたものです。
金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅は金色の字で塔が描かれているという細かく凝ったものでした。

何度見ても地獄草紙は想像すると恐ろしいものです。
解説には「客観視するおかしみを漂わす」とあるのですが
その有り得ないとても大きな鶏などが実在するかもしれないととれば
その場にいる人間はおかしみを感じる余裕はないですよね。
どうしても恐ろしく感じてしまいます。
病の草紙は人間観察の描写が見る事が出来、
自分が病を患う側であっても傍観する側であってもと思い浮かべると複雑な心境になりました。
すっかり絵の世界に入り込んで登場人物の気分になりました。

今回、新たな興味を持って見たのが、白描図像です。
数点展示があったのですが、「これで完成です」と言われても疑問を持たない位のものの数々でした。
彩色の指示の字も書き込まれていたりというものもあります。
中でも孔雀明王図像(醍醐寺)で華盤がとても華やかに描かれており
完成図はどんなに華やかな孔雀明王になるのだろうとワクワクする様な感じで想像しました。
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音声ガイドのとても良い適切な説明とともに展示をたっぷりと見る事が出来ました。
あまりにも適切なガイドと充実した展示物ばかりでしたので、
その場で大変満足しながら見ていた為メモをとる事を忘れてしまった事は少し残念です。

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